SHERMAN Vc Firefly (DRAGON 1/35)

• 戦場へ急行するファイアフライをビルの上から撮った写真がありますが、それをイメージしています。モデルアート臨時増刊「ノルマンディ戦１９４４」に掲載された尾林大輔氏の記事を参考に製作しました。

• ベースキットはドラゴンのNo.６１２１。砲身はクリッパーのものに置き換え。荷物類はアキュリットアーマーのレジンパーツを中心に各社の寄せ集め。ＯＶＭ類はタミヤやアカデミーのパーツに置き換え。

• 追加工作として、シャーシを後端のところで切り詰めています。キットのシャーシの裏側に点検パネルか何かのモールドがありますが、そこのところで切り詰めました。約５ミリほどでしょうか。そうすると誘導輪が車体上部後端のところにおさまります。この作業はドラゴンのＭ４Ａ４車体を作るときには欠かせないものです。また、砲塔にはポリパテにて鋳造表現を加えました。

• 塗装は、サーフェサー、缶スプレーのフラットブラックで下地塗装、ＧＳＩクレオスのダークグリーンによる基本塗装とグラデーション、ドライブラシというのが大まかな工程です。マーキングは、星のマークがエデュアルドのエクスプレスマスクを利用したエアブラシ塗装、車輌番号がドライデカール、部隊マークがタミヤのクロムウェルのデカールからの流用と、使い分けています。ノルマンディ戦をイメージしましたが、考証に基づいたものではありません。

• フィギュアは戦車長のみですが、ホーネットのメタル製の半身像です。

• 蛇足ですが、２００１年東京ＡＦＶの会においてインジェクション部門３位に入賞しました。