雑記

２００５年２月１５日（火）

このたびの平成の大合併で千葉県内に誕生する市の名前が太平洋市に決まった。太平洋に面する海岸線はわずかに８キロか９キロなのにこの名前だ。合併協議会の幹部は「パシフィック・オーシャンの意味ではない」と説明しているが、それ以外の意味を連想するのはかなり困難な作業だ。筆者もこの市名にはどちらかというと反対だ。もし筆者が農業を営んでいたとして、丹精をこめて作った農作物をＪＡに卸してそれが箱詰めされて出荷されるのはいいのだが、その箱に名産太平洋ごぼうとか書いてあったら、やっぱりいやだ。

２００５年２月１１日（金・祝）

自宅最寄の駅で東京都区内フリー切符を買って、おまんさくずし。東京都区内のＪＲを１日乗り降り自由で７３０円という、使い方によってはたいへんお得な切符である。すでに正午をまわっていたので半額にしてくれないかと交渉しようと思ったが、やめておいた。

東京方面へ出動して、喜屋ホビー→仙波堂→秋葉原のイエローサブマリンと模型屋めぐり。セータ☆氏と柳瀬ばお氏がつきあってくれる。喜屋コンであるが、応募作品はひところよりも少ないようだが相変わらずのレベルである。よい刺激となった。話は変わるが、喜屋ホビーは発祥地のタウンセブンビルのお店に戻ってしまったので、プラモデル関係のスペースは少し小さくなったようだ。仙波堂では、ドラゴンの新製品タイガーⅠ型イニシャルバージョンを購入。ネット上では絶賛の嵐であり、おまけの金属パーツを見ただけでもお買い得感はたっぷりだ。２個以上購入するモデラーも多いということだ。ＹＳでは、ノルマンディ戦の写真集を購入。中古品の棚から柳瀬ばお氏が見つけて勧めてくれたものだ。ひじょうに重い大著でなので初めは躊躇したが、買って大正解である。当時の写真ばかりで、四面図や展示車輌の写真はいっさいないので、ディテール重視派のモデラーには何の役にもたたないが、なんちゃって派の筆者は大満足である。ここで、まけらいおん氏が合流。その後居酒屋に場所を移して模型談義。静岡ホビーショーに向けての野望を語り合う。

２００５年２月９日（水）

ワールドカップ最終予選の第１戦、対北朝鮮戦を見る。急いで帰ってきたので試合開始から見ることができた。それに試合開始がいつもより遅く７：３０からだったということもある。開始間もなく点を取って楽勝ムードだったが、前半の中ごろからボールを支配されて、後半には見事にパスを回されて追いつかれてしまった。最終的にはＧＫ川口のミスであろう。そこから、高原、中村、大黒を投入して、ロスタイムに大黒が決めて日本の辛勝。マンセー。勝点１１ぐらいが予選突破ラインとなりそうなので、この勝ちは幸先よし。

２００５年２月７日（月）

ためこんだ雑誌の重さに耐えかねてアパートの２階の部屋の床が抜けて、住人が階下に転落して雑誌の生き埋めとなり大怪我をするという事件があった。救出されるまで２時間かかったというから相当なものだ。四半世紀ぶんの週刊プレイボーイや少年ジャンプなどをためていたらしい。おたくの鑑というべきか。

２００５年２月６日（日）

２００５年２月２日（水）

久しぶりに散髪。肩こりを指摘される。その後、漫画喫茶へ行く。ちょうどマッサージ・チェアが空いていたので使ってみた。これはいい按配である。家電売り場あたりでマッサージ・チェアに腰をおろしてコーコツとした表情を浮かべている人を見かけるが、その気持ちがなんとなくわかった。

１か月ほど前から読み始めた「吾輩は猫である」だが、ようやく半分ほど読み進んだ。ちょうど、吾輩が散歩に出かけて銭湯を覗くところまでだ。猫とはいえ銭湯を覗き見るというのはあまり上品なことではないが、この吾輩はなぜか男湯だけを覗いただけで帰ってくるのだから、ますます下品である。そしてなによりも、男女平等の理念に欠けると糾弾されるべきだろう。このあたりが、作者の夏目漱石をして、「天は人の上に人を作らず」の福沢諭吉翁の後塵を拝し千円札にとどめ置かれ、さらに今回の新札において女性作家の樋口一葉にとって代わられた理由ではあるまいか。